07月 20, 2018

iPhone７のホームボタンは修理可能かどうか。。。

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こちら、i Smile 京都駅前店に

「iPhone7のホームボタンが押せなくなりました。」

「iPhone7のホームボタンは修理できますか？」

というお問い合わせが月に１件ほどあります。

 

iPhoneのホームボタンはペアリングしているので、

aの本体にはaのホームボタン

bの本体にはbのホームボタン。

aの本体にbのホームボタンを付け、ホームボタンとして使用することはできますが、

指紋認証は使えなくなってしまいます。

 

というのがiPhone6sまでの定説でした。

 

ところがiPhone7以降のホームボタンは感圧式となり、

これまたペアリング以上にややこしいことになっています。

 

というのも、iPhone7以降の機種において、

感圧式ホームボタンの故障はリンゴループを引き起こす可能性が格段に上がりました。

また、修理店さんではご存知の方も多いと思いますが

ホームボタンを装着しないでパネルだけを取り付けた場合

リンゴマークからホーム画面への立ち上がりに数分、長ければ数十分かかります。

それほど、ホームボタンの重要性が高くなってきました。

 

ホームボタンの故障。あってほしくはないですが、起こりうるのも事実です。

 

こちらは、落下による衝撃で使えなくなったiPhone7のホームボタンのケーブルを露出させてみたところ。

見事に断線してしまっています。

裏側も断線していますね。

 

というか、なんだこの線の細さは！

ホームボタンの中の線って、こんな細いの？？

まぁ、ホームボタン自体が長い爪くらいの大きさですからね。

（クイズ：配線は何本あったでしょうか？）

 

で、本題。

ホームボタンは修理可能かどうか。

理論的にはこの断線部分を繋ぎ合わせることができれば修復は可能です。

でも、この部分を繋ぎ合わせるのには、ものすごい技術が必要になります。

普通の修理店ではまず無理だなというのが感想です。

 

ただ、この部分を繋ぎ合わせることができたとしても、

ホームボタンとして普段使いはできないでしょう。

あくまで一時的なシノギ程度にしかならないと思います。

 

相変わらず、iPhoneって良くできているなーって、

ため息が出てしまいますね。

 

そういえば以前、iPhone7のホームボタンの部分に亀裂が入り

ホームボタンが動かせなくなったお客様が来店されました。

詳しくホームボタンの説明をしながら、

「これって、画面割れ修理にならないですかね？」

「画面割れでAppleCareの保証が受けれないですかね？」

という会話になりました。

画面割れで保証を受けられたかどうかは、その後にお話を伺っていませんが、

軽度のホームボタン割れであれば、Appleサポートに聞いてみるのもいいかもしれませんね。